ヘラヘラしてるのは元メンヘラだから

伝えたいことを徒然なるままに…

陰キャラのメンヘラがネガティブをやめた話①

こんばんは~

今回の話はタイトルに悩んだのですが、

私が大きく変わった時の話をしようと思います。

2回転機があったので、今回は1回目の第1話です。

 

 

陰キャメンヘラだった

その経緯をとても簡単に説明すると

 

中学:クラスでいじめに遭う→スクールカーストで最下位になる

高校:中高一貫だったので、状況変わらず、教室の隅で一人弁当

大学:メンヘラと自覚する→メンヘラな男性と関わり続けて大暴走

 

このさまざまな環境要因と生まれつきの特性が

相互作用を起こして、陰キャメンヘラになりました。

 

毎日、心身不調だった

わけもなく毎日死にたいと考えていました。

毎日体が重くてだるくて、夜な夜なわけもなく

涙がこぼれる。2年半くらいは毎日そのような感じで

ピーク時、体重はダイエット無しで約6キロも減りました・・・

 

たしかに私はメンヘラ気質ではあったんですが、

いつの間にかサークル内で作り上げられたキャラを

演じていると感じるようになりました。

 

だから、こんなの本当の自分ではない、

ポジティブになりたいと思いました。

 

たぶん、本当につらかったんだと思います・・・

 

ポジティブ陽キャとの出会い

留学にいく半年ほど前、大3の冬、

私を大きく変えた人物と出会います。

 

彼はアルバイト先の1つ上の男の先輩で、留学経験が

ありました。バイト先のボスが彼を紹介してくれて、

留学の話をするようになりました。

 

どんな方かというと、超ポジティブな陽キャラ。笑

私とは正反対で、紹介されるまでは近づけないくらい

でした。因みに、アルバイト先は学習塾だったので、

陽キャが浮くという現象が起きていました。

彼の上がるときの挨拶は、

 

「おつかれさまでぇ~す!」

偏見ではありますが、絶対に合わないと感じていました。

 

話してみるとやっぱりチャラいが・・・

赤茶髪で諸々の外見からもチャラさが滲み出ているのに、

話をすると言葉遣いからも溢れるチャラみ。

でも、とても不思議なことに、彼がポジティブだから、

話しているだけでなんとなく私もポジティブになれたんです。

 

陰キャといろいろ話をさせて申し訳ないと考えましたが、

一方で、彼といると絶対に自分は変われると思いました。

それくらい感情や気分の変化を感じることができました。

 

謎に話をしてくれる陽キャ

彼は私の想像と反して、とても良い方でした。笑

陰キャとコミュニケーションをとってくれるタイプの

面倒見のいい陽キャだと思います。

時々、バイト終わりに家まで送迎してくれるし、

私の行動上の問題点を改善するアドバイスまでくれた。

 

その時はどうして私と話をしてくれたのか

本当にわからなくて・・・でも、私には彼と話すことに

大きなメリットがあったので、バイト終わりには

今まで関わっていたネガティブな同僚とではなく、

できる限り彼と話すようにしました。

 

また、彼の距離の取り方が、私にべったりさせない

ような方法で、私は彼に依存できないべたべた

甘えられない、そんな程よい距離感を保ってくれました。

陽キャに嫌われないように努力した

これはメンヘラ気質が役立ったと思うのですが、

私は片手で数えられるほどしか友達がいなかったし、

彼を失いたくなかった。なによりも彼と友達でいたい。

そう考えていたので、彼が指摘した私の言動を

できる限り改善するように努力しました。

 

例えば、SNSで自分のネガティブな気持ちを吐き出さない。

「見ていて本当に不快だし、理解できない。だったら

俺にも連絡してくるな。」と本気で言われました。

めちゃめちゃ焦った私ですが、中学生のころからそういう

ことをしていたので、我慢はとても苦でした。

 

しかし、その『ネガティブ感情を他人の見える

ところで吐き出す行為』を行わなくなったことで、

その感情の想起もなくなったんです。

 

いや、ネガティブ感情どこ行った。笑

 

結果:ネガティブ感情の想起は激減した

約半年間バイト終わりにポジティブ陽キャと話をしたら

ネガティブ感情の想起は大きく減り、忘れかけていた

ポジティブ感情が想起するようになりました。

 

これは心理学部生として本当に興味深い結果だと

思っています。笑

やはり、体調の変化には環境が大きく影響します。

 

明るい自分。軽いカラダ。楽しい毎日。

生きていてよかった。

 

初めて心から思いました。

 

その後

留学に行っている間、彼に会うことができなかったので

どうしても不安定になることはありましたが、

自分で感情をコントロールできるように努力しました。

 

最初のうちは、「先輩に会わないとネガティブになります」と

連絡をしていましたが、時間がたつにつれてそういうこと

も自然と言わなくなりました。

たまに安否確認をしてくれた陽キャのおかげでもあったと

思います。

 

お互いにアルバイトをやめた今でも関係は続いています。

先日、BALENCIAGAの黒キャップを被り煙草を

吸っていた彼に、挙動不審に話し続ける私と

なぜ友達でい続けてくれるのかと尋ねたところ、

「一緒にいて楽だから、気を使わなくてもいいしね。」

と返答をもらいました。

 

陰キャでも稀に、陽キャと仲良くなれるのかもしれません。笑

では~